こんにちは、コニー(@ConnieTarte)です。
この記事では、侍の基本コンボである『三閃用マクロ』についてご紹介します。
侍の基本「三閃」
侍は、スキルによって「花の閃」「月の閃」「雪の閃」をためて、威力の高い「乱れ雪月花」をうつというのが基本的な立ち回りになります。
それぞれの閃をためるスキル回し(コンボルート)は以下の通り。
【花の閃】
刃風 → 士風 → 花車
【月の閃】
刃風 → 陣風 → 月光
【雪の閃】
刃風 → 雪風
花・月・雪の閃をすべてためるためには、合計6つのスキルを使用しなければいけません。
パッドユーザーの方にとっては、片手におさめることができない中途半端な数でモヤモヤした感じになるのではないでしょうか。(私がそうでした)
しかし、今回ご紹介するマクロを使用すれば、本来6つのスキルを配置しなければいけないところを4つに減らすことが可能!
クロスホットバーの1つの塊に集めることができるので、ホットバーの節約になるし、ホットバーを見やすくきれいにできます。
ご紹介するマクロ
本記事でご紹介するマクロは2つ。
それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
マクロ | メリット・デメリット |
---|---|
ホットバー切り替えマクロ (おすすめ) | 【メリット】 ・スキル先行入力ができる (マクロ不使用時と同感覚でスキル発動可) 【デメリット】 ・マクロ/ホットバーの設定がやや複雑 ・ボタンを最低でも2回押す必要がある |
スキル切り替えマクロ | 【メリット】 ・簡単に設定できる 【デメリット】 ・スキル先行入力ができない (スキルの発動がやや遅れる) |
火力を追求する場合は「ホットバー切り替えマクロ」がおすすめです。(GCDに影響しない)
とりあえず侍を使ってみたい・最低限の動きをしたいという方は、まずは「スキル切り替えマクロ」で感覚をつかんでみるのはありです。
ホットバー切り替えマクロ
後程ご紹介する「スキル切り替えマクロ」では、スキルを先行入力できないというデメリットがあります。(GCDに影響します)
ここでご紹介するマクロはそのデメリットがなく、ウェポンスキルの先行入力が可能となっています。
ただ、準備にちょっと手間がかかる上、最低でも2回ボタンを押す必要があるというデメリットがあります。
マクロの概要
クロスホットバーのSET1、SET2、SET3を切り替える方法です。
ウェポンスキルがマクロになっていないので先行入力が可能です。
しかし、最低でも2回ボタンを押す必要があります。(ホットバー切り替え→スキル実行)
スキル連打グセがない方には少し使いづらいかもしれません。
マクロの設定方法
以下の3つのマクロを用意します。
/merror off
/crosshotbar change 1
/micon 刃風
/merror off
/crosshotbar change 2
/micon 士風
/merror off
/crosshotbar change 3
/micon 陣風
マクロを作成したら、以下のようにクロスホットバーにマクロを配置します。
士風と陣風はマクロを登録します。
次に、以下のテキストコマンドをチャット欄に入力してクロスホットバーの内容をコピーします。
/xhb copy 侍 1 侍 2
これは、侍のクロスホットバーSET1の内容をSET2にコピーするコマンドです。
コマンド実行が成功すると、SET1とSET2の内容が同じになります。
コピーが終わったらSET2に切り替えて、以下のようにスキルを変更します。
変更点は以下の通り。
- 刃風をアクションからマクロに変更
- 士風をマクロからアクションに変更
- 雪風を花車に変更
次に、以下のテキストコマンドをチャット欄に入力してクロスホットバーの内容をコピーします。
/xhb copy 侍 1 侍 3
コピーが終わったらSET3に切り替えて、以下のようにスキルを変更します。
変更点は以下の通り。
- 刃風をアクションからマクロに変更
- 陣風をマクロからアクションに変更
- 雪風を月光に変更
これで設定完了です!
マクロの解説
コンボ1段階目の「刃風」、コンボ2段階目の「士風」「陣風」をそれぞれマクロにしています。
マクロの中では以下のことを実施しています。
マクロ | 内容 |
---|---|
刃風 | クロスホットバー SET1 に切り替え |
士風 | クロスホットバー SET2 に切り替え |
陣風 | クロスホットバー SET3 に切り替え |
SET1に雪の閃ルート、SET2に花の閃ルート、SET3に月の閃ルートを設定しています。
マクロでクロスホットバーを切り替えることで、ホットバーの節約、および先行入力不可の問題を対策しています。
メリット
スキル先行入力ができる
このマクロはホットバーを切り替えるだけになっていて、ウェポンスキルはマクロに含まれていないため、スキル先行入力が可能です。
火力を少しでも高めたいならこちらの採用をおすすめします。
デメリット
ボタンを2回押す必要がある
マクロで切り替えてからアクションを実行する必要があるため、最低でも2回ボタンを押す必要があります。
普段からスキルを連打している方にとっては違和感なく使えるマクロですが、連打癖がない方にとっては少々使いづらいかもしれません。
スキル切り替えマクロ
マクロの概要
ウェポンスキルをマクロにして、コンボルートに応じてスキルを入れ替える仕掛けになっています。
お手軽にできる方法ですが、この方法だとスキルの先行入力ができなくなるというデメリットがあります。
極・零式・絶など、火力が求められる高難度コンテンツにチャレンジする場合にはおすすめできません。
とりあえず侍を使ってみたい・最低限の動きをしたいという方は、まずは「スキル切り替えマクロ」で感覚をつかんでみるのはありです。
詳細は後述。
マクロの設定方法
以下の3つのマクロを用意します。
/merror off
/ac 刃風
/crosshotbar set 雪風 1 RA1
/micon 刃風
/merror off
/ac 士風
/crosshotbar set 花車 1 RA1
/micon 士風
/merror off
/ac 陣風
/crosshotbar set 月光 1 RA1
/micon 陣風
マクロを作成したら、以下のようにクロスホットバーにマクロを配置します。
これで作業完了です!
マクロの解説
コンボ1段階目の「刃風」、コンボ2段階目の「士風」「陣風」をそれぞれマクロにしています。
マクロの中では以下のことを実施しています。
- それぞれのウェポンスキルを実行
- クロスホットバーのSET1の「RA1(パッドのR2ボタンを押しながら□ボタンの場所)」の場所を別のスキルに置き換え
置き換えるスキルは以下の通り。
マクロ | 置き換えるスキル |
---|---|
刃風 | 雪風 |
士風 | 花車 |
陣風 | 月光 |
置き換えるスキルはいずれもコンボ最終段階のもの。
□ボタンのスキルが、それぞれのコンボルートの最終段階のものに切り替わるようになっています。
スキルの配置場所を変えたい場合
上記でご紹介したマクロは、クロスホットバーSET1の「RA1(RTボタンを押しながら□ボタン)」の場所のスキルを置き換えました。
/merror off
/ac 刃風
/crosshotbar set 雪風 1 RA1
/micon 刃風
"雪風"の後の「1」がクロスホットバーSET1を表しています。
SET2にしたいときはここを「2」にすればOKです。
「RA1」がR2ボタンを押しながら□ボタンの場所を表しています。
別のボタンに変えたいときは以下の図で該当する場所のものに書き換えましょう。
L2ボタンを押しながら△ボタンの場所を切り替えたい → 「LA2」
R2ボタンを押しながら十字キーの下ボタンの場所を切り替えたい → 「RD4」
メリット
簡単に設定できる
この方法は、マクロを3つ用意しなければいけないというのがありますが、それ以外はお手軽に設定できる内容になっています。
マクロの仕掛けや使い方もシンプルなのでわかりやすいです。
デメリット
スキル先行入力ができない
本マクロのデメリットとして「スキルを先行入力できない」があげられます。
先行入力というのは『スキルの実行予約』のようなもののことです。
スキルと使うと、次のスキルを使えるようになるまでの待ち時間(リキャスト時間)が発生します。
この待ち時間中は次のスキルを実行できないのですが、待ち時間が3/4を超えたあたりだと次のウェポンスキルの実行(厳密には実行予約)ができます。
この実行予約を駆使することで、待ち時間空けにすぐスキルを実行することが可能。
効率よくスキル回しを行うことができます。
しかし、ウェポンスキルをマクロにしてしまうとスキルの先行入力できなくなります。
待ち時間が3/4を超えたあたりにマクロを実行しても、待ち時間明けにスキルは実行されません。(マクロじゃなかったらスキル実行されます)
↓参考動画
先行入力はコンマ何秒の世界です。
普通にIDに行くだけならそこまで気にする必要はありません。
とはいえ、少しでも火力を高めたい方にとっては先行入力不可は問題です。
その場合は1つ目にご紹介した「ホットバー切り替えマクロ」がおすすめです。
明鏡止水用のスキル配置
今回ご紹介したマクロを使用するとコンボの最終スキルがコロコロ切り替わってしまうため、明鏡止水が使いづらくなってしまいます。
明鏡止水用のマクロもあるようですが、私はダブルクロスホットバーに明鏡止水とコンボ最終スキルをまとめています。
スキルを配置する数は多くなってしまいますが、用途ごとにスキルをまとめられるので重宝しています♪
ダブルクロスホットバーの設定方法は以下の記事をご覧ください。